北京の健康指数と安全指数はいずれも平均以下で、公共衛生サービスが不足し、住民の健康状態は楽観を許さず、犯罪率がやや高い。その半面、政府組織や非政府組織本部、大使館などの数を示す政治権利指標は最高水準に達していた。
また北京の社会アップグレード指数はパリに次ぐ2位で、東京やロンドンを上回った。青書は「主な原因は公表されたジニ係数(格差の程度を示し、1に近いほど不平等)が低かったこと。これは統計データの取り方にもよるが、交通や食品などの基本的公共サービスが低価格で十分かつ効果的に提供できているためだ」と説明している。(中国広播網=中国新聞社)