インドネシアで初めての深海ガス田開発計画が始動した。同国の石油・ガス監督機関SKKミガスは、総工費41億3000万ドル(約4230億円)の同計画に参加する企業の選定を完了した。開発するのは西カリマンタン州沖のムアラバカウ鉱区にあるジャングリク、北東ジャングリクのガス田2カ所で、2017年の操業開始を目指す。現地紙ジャカルタ・グローブなどが報じた。
ミガスによると、洋上生産設備では日本の千代田化工建設の現地法人、千代田インターナショナル・インドネシアや韓国の現代重工業などが参加する企業連合が選ばれた。また、パイプラインをはじめとする陸上設備では仏エンジニアリング大手テクニップの現地法人などが参加する企業連合が選定された。
両ガス田の運営は55%を出資する伊石油・ガス大手ENIが担当する。ミガスの幹部は両ガス田で合計14年分の埋蔵量を確認しているとしたうえで、「操業開始後、ピーク時の6年間は1日当たり約1274万立方メートルの生産が見込める」と述べた。