同国の法律では生産した天然ガスは最大70%が国への割り当てとなるが、この計画では投資条件交渉の結果、30%がインドネシア国内向け、70%が運営側の輸出で決着した。しかし、国内需要が高まっていることから、ミガス幹部は再交渉を示唆。将来的に国内向けを47%まで拡大したい意向を示した。
インドネシアは世界最大の天然ガス輸出国だったが、近年は国内需要の増加や投資減で輸出量が減少している。陸上ガス田の生産量も減少傾向にあり、政府は海洋のガス田開発を急ぐ。
この計画以外にも2件の深海ガス田開発案件があるものの、高コストなどがネックとなって交渉は難航しており、今後は政府の交渉能力が問われる局面が増えていきそうだ。(シンガポール支局)