TPP、オバマ訪日までが勝負 日米協議難航なら閣僚会合後頓挫も 

2014.2.26 18:10

 シンガポールで25日まで開かれた閣僚会合で大筋合意を断念した環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉は、4月下旬に予定される日米首脳会談が次の重大局面となる。会談が失敗に終われば、5月で調整する次回閣僚会合の開催も頓挫し、交渉妥結が11月の米中間選挙後まで遠のくとの見方も浮上している。

 今回の閣僚会合が昨年12月の前回会合に続いて合意を先送りしたのは、日本の農産品重要5分野や米国の自動車の関税撤廃をめぐる両国の対立が解消できなかったのが最大の要因だ。

 このため、両国は今後、事務協議を重ね、妥協点を模索する方針。米通商代表部(USTR)のフロマン代表は25日の閣僚会合後、記者団に対し、日米首脳会談では「TPPが議題の一つになるだろう」と述べた。

 その際、安倍晋三首相とオバマ米大統領が歩み寄れるかは「4月までの事務協議が勝負」(日本の政府関係者)との見方も多い。今回の閣僚会合で日米の関税協議が平行線をたどったのも、直前の20日まで東京都内で開かれた事務協議が不調に終わった影響が大きい。

 一方、5月17、18日に中国・青島で行われるアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合に併せてTPP閣僚会合を開く案が浮上。西村康稔内閣府副大臣は25日のBSフジの番組で、TPP交渉の妥結時期について「5月のAPECが一つの目安だ」との見通しを示した。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。