日常使っているパソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)でも、瞬時に利用が可能だ。最近はネットだけでなく、飲食店などで使える国もある。銀行やカード会社の高い手数料には以前から利用者側の不満が強く、硬直化した金融サービスに風穴を開けるきっかけになるとの期待などから“夢の通貨”と目されていた。
マネロンに価格の乱高下…、深刻な課題多く
ビットコインが一躍脚光を浴びたのは、昨年3月のキプロスの預金封鎖だ。政府や中央銀行に管理されないため、政府に把握されない資産の逃げ場として注目されて買いが進み、当時は10ドル程度だった1BTCの相場は、一気に200ドルまで上昇した。
これを機に世界で認知され、米連邦準備制度理事会(FRB)が「期待が持てる」との声明を出した後の11月下旬には1200ドルまで高騰。だが、12月に利用が急拡大する中国で中央銀行が警告を出すと500ドルまで急落し、価格の乱高下が大きな問題となった。