異次元緩和から1年 物価上昇着実も、脱デフレは道半ば (1/5ページ)

2014.4.5 07:35

 日銀が世の中に供給するお金の量(マネタリーベース)を2年で2倍に増やす量的・質的金融緩和を導入してから4日で丸1年が経過した。この間、円安株高が進み、消費者物価指数もプラスに転換。「物価は上昇する」という人々の予想に働きかけることを狙った政策は順調な道筋をたどる。ただ足元では経済成長に一服感がみえ、消費者物価の伸びも足踏みが続き、脱デフレは道半ばだ。

 予想に働きかけ奏功

 「マンション価格は今後も上昇するのか?」。横浜市保土ケ谷区で建設中のマンション「ミソラシア横浜桜ヶ丘」。三菱地所レジデンスのマンションギャラリーを訪れる顧客から、こんな問い合わせが増えている。

 同社販売グループの中住卓矢リーダーは、マンション価格の先高感もあり「お客さまの購買意欲は高まっている」と手応えを感じている。同マンションは7月下旬完成予定だが、すでに8割以上が売れているという。

従来の日銀にはなかった特徴

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