転覆船かつては日本で運航 韓国で巨大化、800トン増加…船体不安定に? (2/3ページ)

2014.4.17 20:38

沈没した旅客船の周辺海域で続けられる行方不明者の捜索活動=17日、韓国南西部・珍島沖(ロイター)

沈没した旅客船の周辺海域で続けられる行方不明者の捜索活動=17日、韓国南西部・珍島沖(ロイター)【拡大】

  • 船体の一部を海面にのぞかせる旅客船の周辺に集まった救助船やボート=17日、韓国南西部・珍島沖(ゲッティ=共同)
  • 沈没した旅客船の前で泣く行方不明者の家族=17日、韓国南西部・珍島沖(ロイター=共同)
  • 沈没した旅客船「セウォル号」(奥)に近づく救助ボート=17日、韓国南西部・珍島沖(ロイター)
  • 沈没した旅客船「セウォル号」(手前)の周辺に集まった救助船やボート=17日、韓国南西部・珍島沖(ロイター)

 航路変更か?

 セウォル号の運航状況にも注目が集まっている。

 韓国の聯合(れんごう)ニュース日本語版は17日、「旅客船は針路を変更する際に急激に方向転換したことが事故原因となった可能性が高い」と報じた。事故現場の珍島付近は、済州島に向かう船舶が針路を変更する「変針点」。船首の向きを急激に変えたため積載貨物が一方に偏り、バランスを崩して傾いた可能性がある-との韓国海洋警察関係者の見立てを紹介している。

 乗客が「ドン」という音を聞き、座礁する直前までジグザグ航行していたという証言も踏まえ、「衝撃音は急な進路変更で偏った貨物が船体にぶつかった音と考えられる」としている。

 周辺海域での航行経験がある鈴木邦裕・神戸大海事科学部客員教授(77)は「暗礁に乗り上げることがない本来の基準航路から何らかの理由で外れた可能性が高い。船員の確認不足など初歩的なミスではないか」と指摘する。

船長や船員の対応にも批判の声

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