10日の東京株式市場は続落した。日経平均株価の終値は、前日比86円18銭安の1万5216円47銭。終値ベースで1万5300円を割り込むのは、6月30日以来で、今月に入って初めて。
前日の米国市場の反発などを受けて、序盤は小幅反発して始まったが、徐々に下落。午前終値は、前日比36円安の1万5265円。午後2時すぎに一段安となり、1万5200円台前半まで値下がりした。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比11.57ポイント安の1259.25。1部銘柄のうち8割超の1465が値下がりした。
前日、顧客情報漏えいを発表したベネッセホールディングス株が一時6%台、終値4.9%の大幅安となった。さらにこの情報を入手した企業として報じられたジャストシステムが一時150円安(15.2%下落)のストップ安になった。終値は146円安とやや値を戻した。