日本とEUのEPA締結に向けた第6回会合=11日、東京都千代田区【拡大】
日本と欧州連合(EU)が経済連携協定(EPA)締結に向け東京都内で開いていた第6回交渉会合が11日、終了した。日本にとって、EUとのEPAは環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)と並ぶ通商戦略の柱で、今回の会合によって交渉は「後半戦に入った」(茂木敏充経済産業相)。日本はトルコとのEPA交渉についても年内開始を目指しており、遅れの目立つTPP交渉以外で通商戦略を加速する。
EUとのEPA交渉は今回の会合で日本製の自動車やEU産ワインなど、双方が輸出を拡大したい品目の関税協議を本格化させた。
茂木氏は同日の閣議後会見で「これまではお互いの立場を理解する協議だったが、今回は双方で論点を整理して詰めていく段階に入った」と強調。19日にオーストラリアで開かれる予定のG20貿易相会合にあわせ、デフフト欧州委員(通商担当)とも会談し、交渉の進展を目指す考えを示した。