ビッグデータの活用による企業の売上高の押し上げ効果は全産業合計で2012年に60兆9000億円に達したみられることが、総務省が15日発表した14年版の「情報通信白書」で明らかになった。国内のデータ流通量は12年に約8エクサ(エクサは1兆の100万倍)バイトだったが、13年は前年比69%増の13.5エクサバイトに急増。総務省は「データ活用がさまざまな価値を創造している」と分析している。
ビックデータの活用による増収効果は12年の全産業の売上高(1335兆5000億円)の4.6%に相当する。業態別の増収効果は流通業(卸売業と小売業)が28兆1000億円、流通業以外の産業が32兆8000億円。顧客データや経理データのほか、POS(販売時点情報管理システム)やGPS(衛星利用測位システム)、携帯電話などでの各種データの活用が実質GDP(国内総生産)を押し上げていると指摘した。