公共事業、景気の下支え期待できず
農林中金総合研究所の南武志主席研究員「政府は、駆け込み需要は想定以上で反動減は想定内と言っていたが、山が高かっただけ谷も深くなってしまった。公共事業は人手不足、資材高騰で進捗(しんちょく)が遅れており、景気下支えがあまり期待できない。5.5兆円の経済対策のうち、約3兆円が公共投資だったことを考えたら、やはりタイミングが悪かった。4~6月期の雇用者報酬をみると、消費税増税と物価上昇でかなり目減りしている。それが年度下期以降の消費にボディーブローのように効いてくるだろう。7~9月期は反動減のリバウンドが期待できるとしても、足踏み感が出てしまうのではないか。リバウンドで高いだけでは年末に消費税再増税の是非を判断できない面がある」