【ソウル=名村隆寛】韓国国防省は4日、在韓米軍の幹部が指揮する「米韓連合師団」を来年創設することで米韓が合意したと発表した。
同師団の規模は不明だが、韓国軍中心の部隊となる。師団長は韓国北部の米陸軍第2歩兵師団の師団長が兼任。副師団長は韓国軍の准将が務める。戦時には、韓国軍の戦力を中心に米第2歩兵師団の一部が加わり、機甲旅団を編成、北朝鮮の核やミサイルなど大量破壊兵器の除去をする計画という。
連合師団の本部は、ソウル北方の議政府に置かれるが、米韓がすでに合意している米第2歩兵師団の平沢(ソウル南方)移転に伴い、連合師団も平沢に移る。
米韓は、韓国軍の有事作戦統制権を米韓連合軍から韓国軍に来年12月に移管することで合意したが、今年4月にソウルで行われた米韓首脳会談で、移管の延期が決まった。連合師団の任務遂行体系は来年初めに整えられる。韓国メディアは、2つの国の連合師団創設は世界初と伝えている。