インド経済が成長軌道に戻りつつある。同国政府によると、今年4~6月期の国内総生産(GDP)成長率は前年同期比5.7%となり、前期の4.6%、前年同期の4.7%から拡大し、2年半ぶりの大幅増となった。経済改革を推進するモディ政権への期待感から、製造業やサービス業が改善したことなどが要因だ。政府が今年の成長目標とする5.4~5.9%が射程圏内に入ってきた。現地紙タイムズ・オブ・インディアなどが報じた。
産業別にみると、製造業が前期の1.2%減から3.5%増へとプラスに転じたほか、GDP全体の6割に相当するサービス業(建設業を含む)が、6.4%から6.8%に増加した。
現政権は発足から3カ月がたち、鉄道や防衛の分野で外国からの投資規制の緩和を検討するなど、経済再生に向け改革を進めていることなどから、今年後半に向けて経済成長が加速するとの見方も広がっている。