伊東社長は、著名な日本料理店の店主、江崎新太郎氏に弁当店の出店を打診。それまで、同様の提案に対して多忙を理由に断ってきた江崎氏だが、「低カロリー、低糖質の食事を必要とする人に、おいしい弁当を提供をすることは社会貢献になる」と考えて承諾したという。
クラウド社が弁当店運営の事業費3500万円を1口50万円で出資を募ると、約4時間半で“完売”。弁当の販売が事業計画通りに進めば6年間、出資者は出資額に対して年12.4%の利回りが得られる計算だ。もっとも、売れ行きが悪かったり、運営会社が破綻したりすれば、元本割れもあり得る。このため、伊東社長はリスクの説明に加え、余剰資金の範囲内での投資であることの確認を徹底したという。
開店初日には、複数の出資者も弁当を買いに店舗を訪れた。「投資を通じてリアルな世界を変えられる可能性が十分にある」(伊東社長)ことが、クラウドファンディングの魅力だ。