環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉をめぐり、甘利明TPP担当相は19日の閣議後会見で、23~24日に米ワシントンでフロマン米通商代表部(USTR)代表と会談すると発表した。難航する日本の重要農産品の関税に関する日米協議で着地点を探る。交渉参加12カ国が目指す11月の大筋合意に向けては、今回の閣僚協議が日米で政治決着を図る「最終ライン(期限)」(日本政府高官)との見方が強い。
甘利氏は「他の2国間(関税)交渉が進んでいるのに、日米が進まないのは、日本側だけに問題があるのではまったくない」として、日本に強く譲歩を迫る米国も歩み寄りが必要との認識を示した。その上で「日本としてどこまで歩み寄れるか、真剣に考える」と述べた。
フロマン氏との協議はシンガポールで開かれた5月以来。これに先立ち、日米は事務レベルで電話などによる協議を進めている。