「第3のビール」増税のピンチ直面 “狙い撃ち”に反発必至 (2/5ページ)

2014.10.20 06:45

ビール類の酒税額と市場推移

ビール類の酒税額と市場推移【拡大】

 だが、増税の足音は確実に大きくなっている。政府は、ビールと発泡酒、第3のビールの間で大きく異なる現在の税率格差を縮めることで第3のビールに消費者が流れ、税収の減る現状になんとか歯止めをかけたい考えだ。

 具体的には、税率の低い第3のビールを増税する一方、税率の高いビールは減税する案が有力だ。そうなれば、現在はビールと第3のビールの間にある49円の税差が縮まり、第3のビールの店頭価格は現在の145円程度から大幅な値上げになる可能性が高く、価格の魅力は大きく薄れる。

 ビール業界は少子化で市場が縮小する中、より税額の低い商品に着目して新たなジャンルを切り開いてきた。

 発泡酒、第3のビールの登場はいずれも業界努力のたまものだが、市場が大きくなればその都度、増税の標的にされ、税率が引き上げられるという業界と財務省のいたちごっこが繰り返されてきた。

「格差を縮小する方向で見直しを行い、速やかに結論を得る」

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