「今回、さまざまな調査をし始めたところ、ここから先のことについては私の事務所や後援会による調査では分からない。しっかり第三者を入れて調査をしないと解明できないと思っています。そうしたこととともに、それでは果たして、経済産業相としての重責を両立することができるのかといわれれば、それは難しいという判断をいたしました。大臣の職は辞することになりますが、議員としてしっかりと政治家としての説明責任を果たしていきたいと考えています」
--大きな疑念を抱いていると言っているが、ひとごとに聞こえてしまう。ご自身が代表をつとめている資金管理団体からも観劇会への支出がされていた。ご自身の責任はどう考えているか
「決してひとごとだとは思ってはいません。ただ、本当に申し訳ないのですが、私自身が分からないことが多すぎます。私自身もなんでこうなっているのかという疑念を持っています。私が代表を務めます政治資金管理団体において、信頼するスタッフが収支報告書を提出してきますという報告をもらっていました。何かあれば私の方に言ってくるものだと、そう思っていました。ですので、代表者としての監督責任については私自身が甘かったと思います」