iPhone売れるほど…貿易赤字懸念 販売動向に政府関係者ピリピリ (2/4ページ)

2014.10.21 06:20

26カ月連続で赤字の貿易収支

26カ月連続で赤字の貿易収支【拡大】

 だが、新型モデルが投入されるたびに繰り返されるお祭り騒ぎに、政府関係者は冷徹な視線を投げかける。「アイフォーンが売れれば売れるほど貿易赤字が膨らみかねない」ためだ。

 財務省によると、日本の貿易収支は2012年7月から赤字が続く。東京電力福島第1原子力発電所の事故に伴って全国の原発が長期停止を余儀なくされ、原油や液化天然ガス(LNG)など火力発電用の燃料輸入が急増した上、アベノミクスによる円安傾向が輸入価格の上昇につながった。一方、円安で改善が見込まれた輸出は国内の製造業が生産拠点の海外移転を加速させた影響で伸び悩みが続く。

 ただ近年、貿易収支の主役として9月だけはアイフォーンが存在感を放つ。新型モデルへの切り替えでアイフォーンを生産する中国からの輸入が急増するためだ。中国からのスマホを含む通信機の輸入は「5」が発売された12年9月は前年同月比で2.5倍以上も増え、「5s」と「5c」が発売された13年9月も90.8%増となった。この通信機の輸入増が9月の貿易赤字を拡大させる要因となった。

政府関係者が今年のお祭り騒ぎに神経質になるワケ

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。