上川陽子元少子化担当相と宮沢洋一自民党政調会長代理は21日午前、皇居での認証式に臨み、それぞれ法相、経済産業相に就任した。その後、安倍晋三首相から首相官邸で閣僚の辞令を受けた。上川氏は前任の松島みどり前法相と同じく特定秘密保護法も担当する。首相は「政治とカネ」の問題に起因する小渕優子前経産相、松島氏の辞任ダメージを早期に収拾し、政権の立て直しを急ぐ構えだ。
認証式に先立ち首相官邸で行われた閣議前の写真撮影では、法相、経産相の座席は空席のまま。首相は、机に置かれた2閣僚辞任を報じる新聞各紙を前に、隣の麻生太郎副総理兼財務相らに話しかけたりもせず、写真撮影が終わると厳しい表情で閣議室に入った。
上川氏(衆院静岡1区選出)は少子化担当相や総務副大臣などを務め、衆院当選4回。宮沢氏(参院広島選挙区選出)は内閣府副大臣などを歴任し、衆院当選3回、参院当選1回。