中国の深い闇…16万人の「幽霊公務員」 繰り返される腐敗の歴史 (4/6ページ)

2014.10.26 07:10

香港で続く大規模デモ。傘下する民主化推進派の象徴となっている「黄色い傘」は催涙弾などから身を守る盾になるという。政府への不満は中国のあちこちにたまっている。

香港で続く大規模デモ。傘下する民主化推進派の象徴となっている「黄色い傘」は催涙弾などから身を守る盾になるという。政府への不満は中国のあちこちにたまっている。【拡大】

  • 香港で続く大規模デモ。傘下する民主化推進派の象徴となっている「黄色い傘」は催涙弾などから身を守る盾になるという。政府への不満は中国のあちこちにたまっている。(ロイター)

 〈一、科学研究のデータの改竄・捏造、科学研究費の違法使用などの行為

 一、教学業務に影響を及ぼすような兼業、副収入を得る活動

 一、入学試験などでの汚職行為

 一、学生や保護者から贈答品、有価証券、小切手を受け取ること

 一、学生に対するセクハラ、学生との不適切な関係をもつこと〉

 これまで中国の大学の中では、どんなことが起きていたのであろうか-。

 「幽霊公務員」…報告されていた

 人民網によると、2013年度の新語トップ10には「中央八項規定」(国家公務員の勤勉・倹約規定など)が入った。反腐敗キャンペーンの機運を感じさせるが、実現の先は遠そうだ。

 昨年の摘発の行為の結果、仕事をしていないのに政府から給料を受け取っていた中国の「幽霊公務員」は16万2629人を支払い名簿から「削除」したという。AFPが人民日報の報道として伝えた。

そもそも、どんな給与システムになっていたのか

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