政府・与党は19日、住宅ローン減税の期限を2017年末から19年6月まで1年半延長する方針を固めた。消費税率を現在の8%から10%へ引き上げる17年4月以降の住宅販売の急激な落ち込みを防ぐためには、制度の延長が欠かせないと判断した。今年末で期限切れとなる親や祖父母から住宅購入資金をもらった際に贈与税が非課税となる制度も延長・拡充する。16年10月~17年末に限り非課税枠を今の上限の3倍の最大3000万円へ拡大する。30日に決定する15年度与党税制改正大綱に盛り込む。
住宅ローン減税は、ローンを組んで住宅を買った際に、年末のローン残高の1%分について、10年間、所得税などから差し引ける仕組み。減税額は、消費税率を8%に上げた14年4月以降、年最大40万円(環境負荷の小さい住宅は50万円)に高めた。本来は17年末で期限切れだったが、消費税再増税が17年4月に延期されたのに対応する。減税額は18年以降も、今と同じとする方向で調整している。