民政移管後、Wi-Fiを導入し改装した結果、外国人客でにぎわうゲストハウス。もともとは宝石商だった祖父が建てた家をホテルに改築した=ヤンゴン(宮野弘之撮影)【拡大】
こうした規制が果たしてどこまで有効かは微妙だ。かつて軍政下のミャンマーでは一般人が外国人を自宅に泊めることは禁じられた。ミャンマー人の親類、友人を泊めるにも地元の役所の許可が必要だった。現在は、外国人の場合でも届け出だけで済むようになった。
B&Bの場合、客室とオーナーや従業員の住居は別とされているが、外国人の滞在に関する規制が緩和されたことで、ヤンゴンでもホームステイの形で滞在できる場所も増えている。今後はヤンゴンなど都市部でも、こうした小規模宿泊施設がさらに増えそうだ。
すでにミャンマーでは輸入中古車は値段が下がり、ビジネスにならなくなった。ホテルビジネスもまもなく潮時がくるのは確実だ。(編集委員 宮野弘之)
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【用語解説】B&B
Bed and Breakfastの略で、文字通り、ベッド(宿泊室)と朝食のみを提供する簡易サービスの小規模宿泊施設。一般的に民家などを転用して開業し、低料金で客を引き寄せる。英米を中心に広まり、都市部に立地する施設も多く、節約志向の長期滞在旅行者などに人気がある。