「2%の物価上昇率」の目標に向けて、昨年10月31日には追加の金融緩和を決定。マネタリーベース(資金供給残高)をこれまでより10兆~20兆円多い、年間約80兆円に増加させたことで、「デフレ脱却の一歩手前まで前進した」(保険)。この結果、株価はさらに2000円以上も上昇、対ドルの円相場も約10円安となり、「企業業績の回復にもつながった」(自動車)ことが評価された。
次いで評価が高かったのは「税制改革」で24社。3番目までに評価した企業も合わせると50社に上った。ただ、最も十分でないとする政策でも、「規制改革」に次ぐ2位(19社)、今後期待する政策のトップに52社が「税制改革」を挙げるなど評価が分かれた。
法人実効税率は現在約35%で、政府は昨年6月の成長戦略で法人税の実効税率を数年で20%台に引き下げる方針を示しており、「法人税減税を実施することは高く評価できる」(証券)、「未実現だが、方向性を評価」(化学)が1位に挙げる理由の一つ。