増税先送りに異論も
昨年4月に8%に引き上げた消費税増税の実施で、「財政健全化に向けて取り組んでいるため」(運輸)とする意見もあった。ただ、消費税率10%への引き上げを先送りしたことには異論もあり、「実質的な国際公約として認識されていたはず」(電機)、「税制先送りに変わる抜本的な改革案がない」(自動車)などとの声も挙がった。
このほか、「安全保障・外交戦略」を9社が最も評価すると答え、その理由について「活発的な経済外交の展開」(エネルギー)、「月1回の外遊で、諸外国との関係を強化した」(商社)とした。一方、「韓国、中国との対話を重ね、関係改善を図るべきだ」(素材)との意見もあった。
また、「規制改革」に対する意見も多かった。これまでの取り組みで最も評価しない政策として20社が「規制改革」を挙げるとともに、期待する政策として22社が1番に挙げた。
「規制改革で新産業の育成を図るとしているが不十分」(小売り)、「掛け声は良いが、具体的な政策に乏しい」(商社)というのが不満の理由。「既存の枠にとらわれない自由な発想の実現が不可欠」(小売り)などと求めた。