21日の東京株式市場は反落して始まった。日経平均株価の寄り付きは、前日比57円58銭安の1万7308円72銭。日経平均が前日までの2日間で500円あまり上昇した反動もあり、目先の利益を確定する売りが先行した。
前日の米ニューヨーク株式市場ダウ工業株30種平均は小幅続伸したが、発表が本格化してきた米企業の2014年10~12月期決算で低調な内容が多く、投資家心理を冷やす一因となった。
日銀が昼過ぎに発表する金融政策決定会合の結果に注目が集まるが、日本株への影響は限定的との見方が多い。
東証株価指数(TOPIX)の始値は、前日比3.39ポイント安の1394.24。