【ワシントン=小雲規生】米上院で通商政策を取り扱う財政委員会のハッチ委員長(共和党)は22日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に関連し、通商交渉に関する強い権限を政府に与える大統領貿易促進権限(TPA)法案を月内に提出するとの意向を示した。複数の米メディアが報じた。
ハッチ氏は議会内で記者団に対して「あらゆる条件が整えば今月末までに法案を提出したい」と話した。一方、同委員会で民主党側を代表するワイデン上院議員は提出時期には言及せず、「共和党との協議を続けている」と述べるに留めた。
法案は委員会での審議の後、3月中の上院本会議での審議が目指されている。ただし3月は連邦政務上限引き上げなど重要課題の課題の審議が見込まれており、実現は難しいとの見方もある。