27日、インターネット上に公表された後藤健二さんとみられる男性の新たな音声付き画像。ヨルダン人パイロットとみられる男性の写真を掲げている【拡大】
後藤さんと取材をともにしたことがあるフォトジャーナリストの豊田直巳さん(58)は「(イスラム国側が提示した)24時間という期限は、残された時間がほとんどないことを意味している」と分析。「イスラム国側には『待ってほしい。殺さないでほしい』というメッセージをなんとか伝えてほしい。日本政府にはまずいろんなルートを通じ、『イスラム国側と交渉したい』とのメッセージを出してほしい」と述べた。
シリアでの取材経験があるフリージャーナリストの西谷文和氏(54)は、「イスラム国のこれまでの行動からみて、やるといったら決行する可能性が高い。交渉は正念場を迎えたといえる」と述べた。
その上で、「イスラム国にとって、爆撃に参加したヨルダン人パイロットは『戦争犯罪人』という認識なので、サジダ・リシャウィ死刑囚との交換に応じる可能性は薄いと考えられる」との見方を示した。