韓国は電気自動車(EV)の普及加速に向け、充電インフラの整備に着手する。同国の産業通商資源省は今後3年で322億ウォン(約34億6000万円)を投じ、5580台のEV向け充電設備を新設する計画を明かした。国営韓国電力公社や自動車最大手の現代自動車などと協力して充電インフラの充実を図り、2020年までに100万台登録の政府目標実現への足がかりにしたい考えだ。現地紙コリア・ヘラルドなどが報じた。
これまでに韓国内で販売されたEVは約3000台で、米国の26万台、日本の9万5000台と比較して少ない。同省幹部は「政府や自治体による補助金制度に依存し、関連インフラの整備が遅れていた」と述べ、普及加速に向けた整備の重要性を強調した。14年4月時点での韓国国内の充電設備は1510台にとどまっている。
韓国政府は10年にEV政策を策定。20年までに100万台登録のほか、15年までの生産台数120万台突破などを目標に掲げていた。中央政府がEV1台の購入に対して1500万ウォンの補助金を給付するほか、独自に補助金制度を設けている自治体もあり、主要10都市では300万~800万ウォンを給付している。