ドイツのショイブレ財務相は同日、訪独した中国の馬凱副首相と会談後、「銀行設立のためにわれわれの長い経験を生かしたい」とした上で、「独企業が活動しているアジア経済の発展に寄与したい」と述べた。
17日付の中国共産党機関紙、人民日報(海外版)は論評で、欧州の先進国が加わることでAIIBが発行する債券の格付けが高くなると指摘。「高格付けで資金調達コストが抑えられる結果、日米主導のアジア開発銀行(ADB)の影響力が大幅に弱まる可能性がある」などとADBへの対抗意識をむき出しにした。
日米はAIIBの機能がADBに重なると主張しているほか、融資基準や組織統治などで、世界銀行やADBのような高い透明性を持てるかどうか疑問を呈している。米国は英国によるAIIBの参加表明に不快感をあらわにしている。