18日、チュニスで博物館襲撃テロに巻き込まれた人々(ゲッティ=共同)【拡大】
チュニジアの首都チュニスで18日に起きた博物館襲撃テロで、死亡した日本人3人は全員女性で、東京都荒川区の成沢万知代さん(66)と、いずれも埼玉県狭山市の宮崎チエミさん(49)と遥さん(22)であることが分かった。日本政府関係者への取材で判明した。
この事件で日本政府は日本人観光客の死傷者について、「3人が死亡、3人が負傷したと確認した」と発表している。
一方、チュニジアの国営テレビは18日夜(現地時間)、日本人客について、「死者5人」としたほか、「4人が負傷し、うち1人は重体だ」とも伝えている。日本政府は「名前の重複があり、5人は誤りだ」としている。
事件は現地時間の18日昼ごろ発生。武装グループがバルドー博物館に車で乗り付け、観光バスで到着したツアー客らに銃を発砲。さらに館内に押し入って乱射を続けた。一味は館内に立てこもって抵抗したが、チュニジア治安部隊が突入して実行犯2人をその場で殺害した。ツアー客らの犠牲者は19人で、大半が外国人客だという。
犯行声明は出ていない。ただ、過激派組織「イスラム国」に関係するSNSサイトでは、襲撃を賞賛する書き込みが相次いでいる。