ライトアップされたヤンゴンの寺院。ミャンマーは経済成長とともに電力需要が拡大中だ(AP)【拡大】
電力省幹部はこうした動きについて、反対がある間は建設を強行しないと明言。「懸念が浮上するのはもっともだが、政府は申請を吟味して環境に与える影響が最も少ない案件のみを承認している」と述べ、今後も反対派の説得を続けていく意向を示した。
同国は、1人当たり年間電力消費量が現在の180キロワット時から30年には1493キロワット時に増加するとみられている。世銀関係者が「ミャンマーの電力分野には投資流入が不可欠だ」と述べるなど資金面の難航も予想されており、完全電化を目指す政府の前には困難な道のりが待ち受けているといえそうだ。(シンガポール支局)