中国・上海のバス会社、上海交運巴士(バス)客運が同市初となるキャンピングカーのレンタルサービスを開始した。
交運バスの担当者によると、現在貸し出しているのは、蘇州金龍聯合汽車工業の「海格」(トラックを改造した形の)クラスCマニュアル車が3台、上海汽車の「大通」(ワンボックスカーを改造した形の)クラスBオートマチック車2台の計5台。
ともに6人乗りで(小型バスの)C免許があれば運転できるうえ、祝日連休中は7人乗り以下車両を対象とした高速道路無料サービスが受けられるという。現在、新たにクラスCのオートマチック車を開発中で、年末には計40台前後に増やす計画だ。
レンタル料は初日が1300元(約2万5800円)、2日目は1200元、3日目以降は1100元で、開業1カ月間は月~木曜日に15%引きとなる。
広めのクラスCには、2列に子供4人分のシートと小さな食卓があり、左側に冷蔵庫やIH調理器、電子レンジ、水道、水の残量計、収納スペースが完備。さらにトイレとマスターベッドに加え、運転席の上部にもベッドが設置されている。やや狭いクラスBは、後部座席を引き出せば2段ベッドができるという。(解放日報=中国新聞社)