JA全中会長に就任し記者会見する奥野長衛氏=11日午後、東京都千代田区【拡大】
万歳前会長に情報が届かなかったことが苦しさに
続いての質問では、会長選で奥野氏が批判を続けてきた、万歳章前会長の運営方針に対し、どのような違いを出すかについて触れた
奥野氏は「私は正直申し上げて、万歳さんのことは好きでした」と述べ、前会長に対し批判一辺倒ではなかったことを弁明した。
ただ、「一生懸命支えたが、万歳さんの所に必要な情報が届かなかった。それが万歳さんの苦しさにつながったと私は思っている」と断言。「その反省の上に立ち、風通しの良い組織運営をしたいと言ってきた」と、組織改革を断行する理由を説明した。
また、農協改革で全中を一般社団法人に転換することに関し「(グループ内の)組織を横糸で結ぶ仕事はこれからもいる」と述べ、今後もJAグループの調整を行う必要性を強調。「各都道府県の中央会が(どのような新しいJA全中を)求めているかという議論をこれから進める段階だ」とした。
さらに質問は、JA全中と政治との今後の付き合い方に及んでいく。