【高論卓説】ビール類一本化もくろむ酒税改正 永井隆 (2/4ページ)

2015.8.13 06:50

 「弱い者イジメ」(鈴木修スズキ会長)のダブルパンチだ。ただし、内閣支持率は急降下中なだけに、与党税調がビール類の酒税改正に踏み切れるかどうか、年末まで予断を許さない面もある。

 発泡酒が最初に増税されたのは96年。このとき、原材料に占める麦芽の構成比が25%未満でないと、“節税効果”を生まない形に改正される。

 増税直前、サントリーの技術者だった中谷和夫氏が開発したのが、コーンを主原料にした麦芽25%未満の発泡酒「スーパーホップス」(発売は96年5月)。中谷氏は75年に酵素研究のため、麦芽25%未満での発酵に取り組んだ経験があった。19年前の研究が商品化に結びついた。

 さらに、並行してもう一つの大型商品を中谷氏は開発する。それは、中国・上海で96年7月に発売された「白」というビール。白は大ヒットし、短期間で上海ナンバー1ブランドとなる。サントリーは99年にはハイネケンなどを抜き去り、上海トップのシェアを獲得した。

白は日本で流通するビールとは異なり、アルコール度数は低く…

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