【基準地価】三大都市圏、地方大都市で商業地3年連続上昇 株高、訪日客増が追い風 (1/2ページ)

2015.9.16 16:50

訪日外国人客で賑わう東京都中央区銀座の商業地(ラオックス銀座本店)=15日午後、東京都中央区銀座7-9-17(宮川浩和撮影)

訪日外国人客で賑わう東京都中央区銀座の商業地(ラオックス銀座本店)=15日午後、東京都中央区銀座7-9-17(宮川浩和撮影)【拡大】

  • 基準地価上昇率が全国1位のJR名古屋駅東口付近=愛知県名古屋市中村区(撮影・森本幸一)
  • 地価1位となった明治屋銀座ビル=東京都中央区銀座2-6-7(宮川浩和撮影)

 国土交通省は16日、今年7月1日時点の都道府県地価(基準地価)を発表した。東京、大阪、名古屋の三大都市圏の商業地は3年連続の上昇となり、上げ幅も前年比2.3%とさらに拡大した。商業地の上昇は地方にも波及し、国交省が「地方中枢都市」に区分する札幌、仙台、広島、福岡の4市の商業地の平均は前年比3.8%の大幅プラスで、こちらも3年連続の上昇となった。株価上昇や訪日外国人の急増が寄与したとみられる。一方、依然として地方を中心に地価下落が続く地域も多く、地方圏の格差が拡大した形だ。

 全国のすべての地点で最も上昇率が高かったのは、JR名古屋駅東口の商業地で45.7%の大幅プラス。再開発ビルの完成が相次いでいるうえ、リニア中央新幹線開業効果への期待も高まった。

 一方、三大都市圏のうち住宅地は2年連続の上昇となったものの、上げ幅は0.4%のプラスと前年より縮小。上昇の勢いが鈍化した。国交省は「消費増税前の駆け込み需要の反動減ではないか」とみているが、地域によっては調整局面に入った可能性も指摘されている。

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