安倍晋三首相(酒巻俊介撮影)【拡大】
安倍晋三首相が平成24年12月26日に第2次政権を発足させてから21日で1千日を迎えた。政府・与党は安全保障関連法の成立に伴う内閣支持率の急落を懸念したが、大きく混乱した参院採決後も産経新聞社・FNN(フジニュースネットワーク)合同世論調査では、42.6%と安定的な水準を維持している。自民党総裁2期目に入る安倍首相は秋以降、経済再生にシフトチェンジし、来夏の参院選に備える構えだ。
「毎日毎日全力を尽くしてきたので、あっという間の1千日だったが、これからも一日一日大切に、全力で強い経済をつくっていくために頑張っていきたい」
21日に61歳の誕生日を迎えた首相は静養先の山梨県鳴沢村でゴルフを楽しんだ後、在職日数の感想を記者団に問われ、こう答えた。
第1次政権も合わせ首相の通算在職日数は計1366日に上る。戦後歴代首相では佐藤栄作氏の2798日が最長で、吉田茂氏(2616日)、小泉純一郎氏(1980日)が続く。安倍首相が30年9月末までの次期総裁任期を全うすれば小泉氏を抜き、3位に躍り出る。
ただ、長期政権を見据えれば、国民の要望が強い経済再生の実現が不可欠だ。
安倍首相は19日の産経新聞のインタビューで「まさに今、経済の好循環が回り始めた。全国津々浦々に景気の果実を届けるため地方創生を進める。アベノミクス第2ステージの大きなテーマだ」と決意を示した。