官邸に入る、行革相に決まった河野太郎衆院議員=7日、首相官邸(早坂洋祐撮影)【拡大】
■「アイドル事情にも詳しい」 石破茂・地方創生担当相
安倍晋三首相の自民党総裁任期が切れる3年後の“ポスト安倍”の最右翼。幹事長時代に「脱派閥」を掲げた党改革を打ち出したが、自らの党内基盤を固めるため9月28日に「水月会」(石破派)を旗揚げした。地方創生担当相として地方の立て直しに奔走してきたが、安全保障や農林水産行政にも精通している。自他ともに認める軍事、鉄道オタク。酒豪でアイドル事情にも詳しい。
■「地味な山形のドン」 遠藤利明・五輪相
中央大でラグビー選手だった経験から文部科学畑を歩み、6月に2020年東京五輪・パラリンピックに向けた担当相に就任。新国立競技場の整備計画見直しに関する責任者となり、原案から総工費を2000億円近く削減した新計画を策定した。自民党の谷垣禎一幹事長の側近で、与野党に幅広い人脈を持つ。地味な風貌だが、最近は地元で「山形のドン」と呼ばれるまでになった。=おわり