滋賀県内の観光情報を発信する公益社団法人「びわこビジターズビューロー」(大津市)は今月、全国初となる「虹予報」の発信をホームページで始めた。県内7エリアごとに虹の出やすさを8段階の指数で表示。さらに「インスタグラム」を使い、県内で撮影した虹の写真の一般投稿も呼びかけ、画像情報で頻繁に虹が出現するといわれる琵琶湖の魅力をPRする。また、沼津市も「インスタグラム」で地元の祭りや伝統行事などの写真を英語の説明を付け発信する仕組みを今月導入した。
◆アピール力に太鼓判
「写真だけで十分に訴求できる」。全国絶景スポットの写真を紹介するネットサービス「ZEKKEI(絶景) Japan」を事業展開するトレンダーズの郭翔愛(さんえ)取締役も、世界に通じる画像のアピール力に太鼓判を押す。1~9月の訪日外国人旅行者は推計1448万8000人と、昨年同期比で48.8%増えた。14年通年の1341万人を超え、消費額とともに過去最高を更新した。
順調に拡大する訪日客について、日本政策投資銀行などが実施した「アジア8地域・訪日外国人旅行者の意向調査(2015年版)」によると、地方観光地に対する人気は高く旅行を希望する比率は約9割に上る。
同行地域企画部の内藤貴子・参事役は「プロモーション力に磨きをかければ、(地方観光の)潜在需要をさらに取り込めるはずだ」と、自治体の情報発信力の重要性を指摘している。(伊藤俊祐)