韓国メディアには、プレミア12の大会運営が“日本びいき”と映るようで「日本は放映権契約や、日本企業からなるスポンサーを前面に立たせ、出場国では唯一、全ての試合がナイターになるという恩恵に浴した」(朝鮮日報・同)といった皮肉も。果ては、大会運営に対して弱腰のKBO(韓国野球委員会)の姿勢を問う記事もあった。
一方で、7回を1安打無失点に封じ込まれた日本のエース・大谷に対しては、評価する論調が目立った。
「日本代表・大谷翔平に、韓国はお手上げ状態だった」(朝鮮日報)
「韓国の打者が打てないというより、大谷が怪物だった」(中央日報)
大谷とは1次ラウンドでも対戦し、韓国打線が苦しんだ。「今後も国際舞台で対戦する可能性が十分にある。今大会で攻略に失敗しただけに、今後、韓国の天敵として定着すると予想される。確実な対策が必要だ」(中央日報・同)と改めて警戒を強めた。
大谷が韓国メディアに与えたインパクトは、よほど強烈だったようだ。