整備新幹線の建設費は、事業費ベースで平成27年度当初比28%増の2050億円を計上した。うち国費は755億円。北海道新幹線は43年春ごろ開業予定の新函館北斗-札幌間に1・7倍の340億円を投じる。
政府・与党が開業時期の3年前倒しを決めた北陸新幹線の金沢-敦賀間は4・1倍の900億円。35年春頃の開業を目指して用地買収などを本格化させる。
九州新幹線長崎ルートの武雄温泉-長崎間は1・3倍の500億円。ただフリーゲージトレイン(軌間可変電車)の開発が難航し、本格開業は34年春ごろの目標から遅れる見通しだ。
建設費と別に、北陸新幹線の敦賀以西ルートの検討に着手するため調査費8億円を計上した。フリーゲージトレインの開発費として11億円、新幹線と貨物列車が共用する青函トンネルの安全対策技術の開発に5億円を投じる。