台湾行政院の毛治国院長【拡大】
日本の製品やサービスの質の高さは台湾でも十分認知されており、台湾のTPP参加は産業協力や経済・貿易関係をさらに拡大し、双方のイノベーションを促す。台日間の交流はさらに拡大し、地域内の各国へ広げていくこともできるだろう。
アジア太平洋地域の一段の発展には、緊密な経済・貿易関係が土台となるのはいうまでもない。台湾のTPP参加は、平和的な安定と発展の共通利益にも合致する。
日本企業にとって台湾はアジア太平洋地域をつなぐ「サプライチェーン」の拠点となっている。仮に不幸にも台湾がTPPに参加できない場合、この構図にマイナスの影響をもたらす恐れもある。
これから行われるTPP参加メンバーの第2次拡大交渉において、日本各界の方々が台湾のTPP参加を支持していただけるよう心より願っている。
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【プロフィル】毛治国氏
もう・ちこく 台湾・成功大卒後、タイのアジア工科大、米国マサチューセッツ工科大で学ぶ。交通大学院長(学部長に相当)、行政院副院長などを経て2014年12月から行政院長(首相に相当)。