年頭の記者会見に臨む安倍晋三首相=4日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)【拡大】
安倍晋三首相は4日午前、官邸で年頭の記者会見を行い、今夏に行われる参院選について「憲法改正をしっかりと訴え、国民的な議論を深めていきたい」と述べた。勝敗ラインに関しては「連立政権で安定した政治を前に進めるため、自民、公明両党で過半数を確保したい」と明言。衆参同日選の可能性については「全く考えていない」と改めて否定した。
首相は、同日召集の通常国会を「未来へ挑戦する国会」と位置付け、1億総活躍社会を実現させる目標を念頭に、「本年は挑戦あるのみ。未来へと果敢に挑戦する1年とする」と強調した。
5月の伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)で議長国を務めることなどを踏まえ、「不透明さを増す世界経済、テロとの戦い、貧困や開発の問題、アジア太平洋の情勢など世界が直面する課題を議論したい」と主導的役割を果たす考えを示した。ロシアのプーチン大統領との首脳会談については「北方領土問題は首脳間のやり取りなしには解決できない。(プーチン氏の)訪日時期は、最も適切な時期を引き続き探っていく」と説明した。