大阪の公立ホールがリニューアルラッシュ 期待と不安…文化振興のきっかけに (2/4ページ)

2016.1.10 07:25

昨年6月、閉館した東大阪市立市民会館。新施設は平成31年度に完成予定

昨年6月、閉館した東大阪市立市民会館。新施設は平成31年度に完成予定【拡大】

 大阪府が設立した同楽団は、橋下氏が府知事時代に援助を打ち切られ、平成23年に府から独立して民営化、以降、収入源の確保に奔走してきた経緯がある。指定管理業に乗り出した理由の一つには、「指定管理料」があるようだ。

 ある楽団幹部は「管理料の額はまだはっきりとしていないが、楽団運営の一助になればと考えている。センターの実績がよくなれば、楽団も一緒に発展できるはず」と明かす。さらに「新施設が、地域の文化団体、文化活動の起爆材になれば」と意気込む。

 高度経済成長期の残滓 老朽化進む文化施設、各地で再整備進む

 日本では戦後、文化芸術を上演するための公立文化施設が大都市で作られるようになり、昭和30年代後半からは多目的ホールが各地で整備され、40年代後半には建設のピークを迎えた。その30年代、40年代に建てられた文化施設の老朽化が進み、現在、全国各地で建て替えや再整備が進んでいる。

 京都市内では35年に開館した「京都会館」の建物第一ホールも解体され、建て替えられて今月10日に「ロームシアター京都」としてリニューアルオープンする。

「果たして足を運んでくれるお客様がそれほど存在するのか」

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