■中国懸念まだ消えず
市場では「これで平均株価が底打ちしたと言うのは時期尚早だ」との見方が多い。中国経済への懸念は拭えず、原油相場の需給改善の兆しもない。中国と原油という2つのリスクで確かな改善がなければ、本格的な反転につながりにくいためだ。
実際、「中国ショック」で乱高下が続いていた昨年9月9日に平均株価は前日比1343円43銭高と急騰した。この時も、これ以上の水準に下落することはないという“大底”を打って反転したわけではなく、平均株価は9月下旬にかけて一段と下げた。
みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミストは「予期せぬタイミングでの(株価の)急落リスクをはらんだ不安定な値動きが続くことは覚悟せざるをえない」と話している。