地方都市の市街地に
最終報告書は形態を1つに定めず、東京から地方という「広域移住型」だけでなく、同一県内で引っ越す「近隣転居型」など、多様なモデルを描いた。対象も一般的なサラリーマンだった人から富裕層まで選択の幅をもたせた。
では、「50代からのCCRC」とはどんな姿なのか。筆者が考えを示そう。
都会生活に見切りをつけて「自分らしさ」を見つけようというのだから、新たな仕事を探しやすい環境を整える必要がある。通勤することを考えれば、大自然の中のCCRCでは難しいだろう。
望ましいのは、都会から新幹線や飛行機で1時間から1時間半程度で行けるところだ。「以前住んでいた場所と簡単に行き来ができる」となれば、都会での人間関係を壊さずに済む。精神的につながっていることは、地方移住に踏み切るうえで大きなポイントとなる。