首都ハノイにあるインターネットカフェ。ベトナムは、コンピューター安全対策の強化が急務だ(AP)【拡大】
受信者に無断で無差別に広告などを大量に送付するスパムメールも急増しており、通信業者などはスパムメールをブロックする機能などを充実させているが、同国の携帯端末利用者に送付されるスパムメールは1日に合計1400万通に及ぶ。
また、サイバー攻撃を受けたウェブサイトは5226に上り、うち340は政府や教育機関のウェブサイトだった。
一方で、情報流出などに対するセキュリティー意識は高まっているようだ。アプリをダウンロードする際、アプリ開発元を確認するとした携帯端末利用者は全体の58%で、14年の同調査の13%から大幅に改善した。
しかし、BKAVの幹部は、同国では毎日、数万のアプリがダウンロードされるなか、通信業者や利用者はウイルス感染の防止に向けてもっと注意を払うべきだと指摘。
さらに今年は、コンピューター内のシステムを制限し、解除するために金銭を要求するなどといった、より悪質なウイルスが急増する危険性があると警告した。(シンガポール支局)