会見する日銀の黒田東彦総裁=29日、東京都中央区(荻窪佳撮影)【拡大】
景気下押し要因にも
Q 副作用の懸念は
A マイナス金利は銀行のコストになるため、銀行が企業や家計への貸出金利を引き上げて転嫁する懸念がある。金利の上昇は景気の下押し要因であり、日銀の意図と逆の効果を持つ恐れもある。
Q 欧州中央銀行(ECB)でもマイナス金利を適用しているが効果は
A 景気刺激に目立った効果があったようには確認されていないが、ユーロ安への誘導には一定の効果があったとされる。グローバルにビジネスする銀行などにとって、自国通貨で資金を運用して手数料をとられるくらいならほかの通貨で運用しようとするからだ。日本でも円安が進む効果が見込まれる。