その効果もあり、9~11月の3カ月間で寄付金は約1億3千万円に到達。さらに寄付金が増える傾向がある12月は、単月だけで約3億9千万円に達した。全国的には1件当たりの寄付額は2万~3万円が主流なのに対し、町への寄付平均額は約14万円と高額だったという。
◆観光振興に活用
今回は寄付とともに、町へのエールも相次いだ。町のホームページでは、「箱根が大好き!」「応援しています」といった応援メッセージを紹介している。
27年度の当初目標額は2千万円だったといい、町財務課の担当者は「予想をはるかに超えた額に、たいへん感謝しています」と話す。
5月以降、大涌谷周辺の噴火警戒レベルが引き上げられたことで、町の基幹産業である観光業は深刻なダメージを受けた。宿泊客が一時は例年より4割程度落ち込み、温泉供給にも支障が出たことから、27年度の入湯税収入は「2億~3億円減る見込み」(町担当者)という。