春節(旧正月)の大型連休前で最後の取引となった5日の上海株式市場は反落し、代表的な指標である総合指数は前日比0・63%安の2763・49で取引を終えた。昨年末比で21・9%安の水準。市場関係者によると、春節を控え材料に乏しく方向感の乏しい値動きだった。取引の量も低調だった。証券や不動産関連の銘柄が値を下げた。
上海と深●(=土へんに川)の株式市場は週末の6日から春節休みを挟んで14日まで休場し、15日から取引を再開する。
市場の観測では、年明け以降の株価下落幅が大きかったことから、春節連休明け後はある程度反発するが、本格的な市場心理の回復は見通せない状況だという。(上海 共同)