
平壌で開かれた朝鮮労働党と朝鮮人民軍の拡大会議に出席した金正恩第1書記(中央)。右から4人目が金英哲氏とみられる人物(労働新聞のウェブサイトから)【拡大】
「中国の思い通りにならないという断固たる意志を見せつけてやるために、元帥(金第1書記)の指示で水爆実験をやった」
金第1書記自身が「中国に譲歩するな」と側近に指示しているともいわれる。
中国側関係者は、再三の挑発にも穏健な姿勢を崩さない中国に対する「どんな行動を取っても安全だ」という見くびりが背景にあり、「中国が制裁で原油供給を断っても、完全に中断することはない」との楽観があると指摘する。
自活可能? 「農業改革成功」を過信
貿易の9割を中国が占める現状にあって経済の維持が本当に可能なのか。
「最高生産水準を突破した」。北朝鮮メディアは昨年末、ジャガイモの産地の北部、慈江道(チャガンド)の収穫高についてこう宣伝した。